リハビリテーション科
目次
・充実したリハビリテーション
・リハビリの流れ
・通院しやすいリハビリ時間
・充実した設備
・アスリートの早期復帰、再発予防をサポート
・リハビリテーション科 活動報告
充実したリハビリテーション
こんな方がリハビリをされています
手術をされていない保存症例の方がたくさん来院されているため、(2022年実績 術後のリハビリ14% 手術をしていない方へのリハビリ86%)徹底した保存療法を提供できるよう、10名以上の理学療法士が在籍しています
(医療法人あんしん会グループ全体では理学療法士が約60名在籍)
また、女性の理学療法士も在籍しており、多様なニーズに対応致します。
リハビリテーション科 活動報告
活動報告はこちら
リハビリの流れ
問診痛み、困っていることを聴取し、それをもとに目標を設定します。 |
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状態チェック患部や体の動きに問題がないか分析し、原因の追究をします。 |
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治療分析を元に治療をします。また自宅でのケア方法やトレーニング、注意点もご紹介します。 |
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トレーニング指導筋力が弱っている方や運動をされている方には、強度を合わせたトレーニング指導も実施 |
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更衣室もありますのでご自由にお使いください |
通院しやすいリハビリ時間
- リハビリは予約制
- リハビリ時間10〜20時(13時台、16時台は休診時間帯)
月曜日〜土曜日、祝日も開院しています(ただし土曜日と祝日は10〜16時)
充実した設備
西日本でも広大な床面積とリハビリ室
当クリニックの延床面積は1,673㎡(508坪)で、クリニックとしては西日本でも広大な床面積を持っており、広々とした空間で治療を受けていただくことができます。
また、リハビリ室も広く、各症例に合わせた施術を他の患者さんを気にすることなく受けていただけます。
施術だけではなく、歩行や階段の昇り降りなど動作のチェックや指導も行える環境も整えています。
また、スポーツ選手のためのリハビリスペースも完備しており、体を動かしながらのリハビリやそれぞれの競技特性に着目したトレーニングが可能です。
治療用リハビリスペース
階段
スポーツ用リハビリスペース
トレーニングスペース
投球スペース
アスリートの早期復帰、再発予防をサポート
各競技、チームに帯同をしている経験豊富なスタッフが多く在籍しています。
リハビリテーション科 学校・チーム帯同一覧
- 関西学院大学体育会サッカー部
- 日ノ本学園高等学校サッカー部
- WIN西宮ソリッソ
- 兵庫県立西宮北高等学校バスケットボール部
- 神戸FC
- 兵庫県国体成年男子サッカー
復帰に向けた適切なプランニング
チーム、アスリートのニーズに合わせて早期に復帰ができるよう、また怪我の前よりも良い状態になって再発を予防できるようにプランニングを行います。
様々な競技、スポーツ障害に対応できるようマシーンやトレーニング器具を豊富に揃えております。
実際の競技に合わせたトレーニング、指導
広いスペースを利用してダッシュ、ストップ、方向転換など実際の競技に合わせてトレーニングを行います。
ケガの再発を予防するための適切な動き方をマンツーマンで指導いたします。
体外衝撃波装置
Radial Shock Wave
治療イメージ
体外衝撃波装置「Radial Shock Wave」とは?
ヨーロッパより普及し、欧米では低侵襲ながら有効な治療としてスポーツ選手を中心に使用されている除痛装置です(同製品ではありませんが、メジャーリーガーの大谷翔平選手も同様の機器を使用しています)。
副作用がほとんどなく、安全な治療法として推奨されています。
自由診療で使用されることが多い装置ですが、当クリニックでは理学療法士が施術として利用するため、「保険診療」で行います。
従来、体外衝撃波装置は収束型のものが主流でしたが当院に設置してあるものは「拡散型」です。
しくみ・ポイント
- 圧縮空気によって弾道衝撃波を発生させ、放射状に放出。発せられるエネルギーを患部に照射することにより神経、筋肉、腱に作用し疼痛の改善や治癒促進を促します。
- 衝撃波を患部に照射し、足底腱膜炎など多くの疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に応用されています。
- 新しい機器のため、兵庫県下での導入実績はまだ数例のみです。
特長
- 患者さんの負担が少ない
- 治療直後に傷みが緩和される
効果が期待できる疾患
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- 慢性的腱障害
足底腱膜炎、アキレス腱炎、上腕骨外側上顆炎、石灰沈着性腱板炎、腱板炎、膝蓋腱炎、大転子部痛 等
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- 骨修復機能異常
骨折遷延治癒、疲労骨折、偽関節 等
Q&A
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- どのような原理でしょうか?
専用機器(マスターパルス)より発せられる衝撃波が炎症などを起こした組織へ作用し、再生を促します。
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- 治療時間はどれぐらいかかるのでしょうか?
1回の処置につき10分程度となります。
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- 何回くらい治療するのでしょうか?
症状の程度など個人により違いはありますが、4・5回程度を要する事が多いです。
症状によりますが、週1回を目安に行います。
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- 痛みはどれぐらいするものでしょうか?
治療中に一人一人に合わせて調整していきます。
2・3日は痛みを強く感じることもありますが、その後元の状態より和らいでいきます。
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- 治療を希望したいのですが、どうすれば良いでしょうか?
一度、医師の診察を受けてください。適応について検討致します。
その他、ご不明な点は当クリニックに直接ご相談ください。
治療を受けられない方
- 血友病等末治療の血液凝固障害のある方
- 抗凝固剤を服用している方
- 血栓症の方
- 腫瘍性疾患、がん患者の方
- 妊娠されている方
- 最後のコルチゾン注射から6週間以上経過していない方
超音波骨折治療
超音波骨折治療器 アクセラス2 Accellus2
治療イメージ
超音波骨折治療(LIPUS)とは
- 非常に出力の低い超音波を断続的(パルス状)に照射することで、骨折部の治癒を促進する技術です。これは「Wolffの法則」(骨は加えられた刺激に反応し、成長、修復するという考え)に基づいており、超音波により機械的刺激を骨折部位に送ることで、骨折の治癒を促進する治療方法です。
- 原則1日1回20分を毎日実施する必要があります。非常に低出力の超音波ですので、基本的には無感覚であり、振動や熱を感じたり、目に見えるようなことはありません。
- 米国での臨床研究では骨癒合期間を約40%短縮したという実績があります。(骨折後7日以内に使用した新鮮例)
特性
LIPUSの超音波の特性として「直進」と「減衰」が挙げられます。
照射部を設置する角度が適切ではなかったり、角度がずれていたりすると、狙った場所に超音波を照射することができません。
本体の場所や角度に注意して超音波を照射する必要があります。
「拡散せずに直進する」という特性があります
「体の組織の中で出力が徐々に弱まる」という特性があります
特長
・2プローブ設計で、的確で効率的な使用が可能
2か所の部位の同時照射や2方向からの照射のほか、広範囲の骨折にも1回で照射できるなど目的や用途に応じて使用でき、治療時間の短縮にもなります
・超音波出力は2段階で選択可能
対象となる骨折部の深さなどに応じて、30mW/㎠、60mW/㎠の2段階で設定が可能です