画像診断部
磁気共鳴断層撮影装置(MRI)
Optima MR360 1.5T
当院では、最新鋭の医療機器としてMRシステム(General Electric製) Optima MR360 1.5T を 導入します。
磁気共鳴断層撮影装置(MRI)とは?
MRIとはMagnetic Resonance Imagingの略で磁気共鳴断層撮影装置と言います。簡単に言いますと人体を強力な磁石の中に入れ、電波(RF)を人体に当てて人体から帰ってくる微弱な電波をアンテナで受信し、その微弱な電波をコンピュータで画像に変換する画像診断装置のことです。
MRIは具体的には人体内の水素原子核に電波を与え、そこから発生した電波を受信して画像化しますのでX線やγ線を使いません。いわゆる被曝と言ったものが無いと言うことです。したがって、従来放射線をあてたくなかった部位の検査、あるいは、繰り返し検査が可能です。具体的な例としては、脳ドック等の健康診断がその代表例です。さらにCTと違い撮影断面は自由に設定可能で、人体の横断像だけでなく正面像や側面像も撮影可能です。病変を色々な断面で撮影可能ですから情報量も増えます。
また、MRI検査はベッドに横になっているだけで体の向きを変えることもなく、検査による苦痛はありません。
全身用コンピュータ断層撮影装置(64列マルチスライスCTスキャナシステム)
Revolution EVO ES
当院では、医療機器整備の一環として、最新型全身用コンピュータ断層撮影装置 GEヘルスケア製 Revolution EVO ES を設置しています。
検査は、ベッドに寝ているだけで終了します。また、当院の装置は、一回の撮影で同時に複数の輪切り像が得られる最新型ボリュームCTスキャナです。
特長<1>
逐次近似応用再構成ASiR/ASiR-V

逐次近似応用再構成を搭載し、低被ばくでの撮影の撮影が可能です。
特長<2>
金属アーチファクト低減アルゴリズムSmart MAR

生データ領域にて逐次近似を応用した計算アルゴリズムにより、頭部、肩、脊椎、股関節、四肢などの金属インプラントを原因とするX線フォトン不足や、ビームハードニングによるアーチファクトの低減を実現します。
骨密度測定装置
PRODIGY
当院では、最新鋭の骨密度測定装置 GE(ゼネラルエレクトリック)製 PRODIGY を設置し、骨粗しょう症の予防、診断および治療に取り組んでいます。

骨折すると多大な苦痛を強いられる脊椎部、大腿骨部の骨密度を直接測定することができます。
測定は約10分以内で、痛みもありません。
![]() 腰椎 |
![]() 大腿骨 |