コラム

骨粗鬆(しょう)症について

  • 人工関節を入れると空港の金属探知機に引っかかりますか?
  • 引っかかる場合もありますし、引っかからない場合もあるようです。
    空港の金属探知機は、電気に反応した金属を検出します。
    現在の人工関節で主に使用されているチタン合金は金属の中でも電気を通しにくい素材であり、空港の金属探知機には引っかからないケースがあるようです。
    当院では手術後に、人工関節を入れたことを証明するインプラント手帳をお渡ししています。飛行機での旅行の際にはご持参ください。
    ※インプラント手帳に法的効力はありません。

手術後の膝の重さ

  • 膝が金属になると重たくなるの?
  • 手術に切除した骨の重さと、人工関節の重さを比べた海外の研究があります(*1)。
    人工膝関節全置換術の場合、平均で300gほど人工関節の方が重たいという結果でした。

    手術後に膝が重たいという患者さんの意見はよく耳にします。
    多くの場合、手術後のリハビリで筋力が回復してくると重さの訴えは改善されていきます。
    リハビリは理学療法士がサポートしますので、一緒に取り組んでいきましょう!

    (*1) Zhu et al. Effect of knee joint weight change on knee function recovery and gait after total knee arthroplasty. BMC Musculoskeletal Disorders. (2022)23:694.

人工関節とスポーツ

近年では、手術を受ける患者さんの若年齢化、高齢者の運動意識向上から手術後もスポーツの継続を希望される患者さんが増加しています。
当院で人工関節を受けられた患者さんに対して説明している、手術後のスポーツ活動の目安を一覧でお示ししますので、参考にして下さい。

行ってもよい注意して行う主治医と相談
ダンス
ボーリング
ゴルフ
ウォーキング
水泳
ハイキング・登山
サイクリング
卓球
テニス(ダブルス)
ヨガ・ピラティス
ジョギング
サッカー
テニス(シングル)
ジャンプ等の競技
スキー・アイススケート
※スポーツへの復帰には手術後3ヶ月以上を要します。

また、スポーツ復帰は主治医、理学療法士と相談の上進めるようお願いしております。

人工関節の手術件数

日本での人工膝関節手術件数は年々増加しており、2023年には8万5千件を超えました。 当院では年間約700〜800件の人工膝関節手術を行なっています。

人工関節後の膝立ち動作

日本での暮らしでは膝立ちが必要になることがあります。
当院では手術後2ヶ月以降から、傷の痛みに応じて膝立ちの練習を始めていきます。
初めは恐怖心の強い患者さんも多いですが、リハビリの中でも練習を行いますので必要であればお申し付けください。

練習方法の動画も紹介します!

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